| TOP
> 皮膚科(保険診療) > 顕微鏡検査(ギムザ染色によるツアンクテスト) |
 |
 |
顕微鏡検査(ギムザ染色によるツアンクテスト) |
 |
Case 痛がゆい湿疹?→→→ ヘルペスが原因の場合も・・・ |
顕微鏡検査(ギムザ染色によるツアンクテスト) |
|
「ヘルペス」という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。これはウィルスの一種ですが、実は「ヘルペス属」のウィルスにはいくつかの種類があります。
|
|
|
単純ヘルペス |
口唇ヘルペス・・・唇の周囲
陰部ヘルペス・・・陰部や男性性器(STD=性行為感染症)
|
|
水痘・帯状ヘルペス |
子供は水疱瘡(みずぼうそう)、成人は帯状疱疹(たいじょうほうしん)
|
|
|
|
 |
 |
大人の水ぼうそう「帯状疱疹」 |
このうち、気をつけたいのが帯状疱疹(たいじょうほうしん)です。これは子供の頃に罹った水疱瘡のウィルスです。このウィルスは水疱瘡に一度罹ったことのある人の体内に実は何十年も潜んでいて、ある時(普通は生涯、もう1回だけですが)急に活性化し、部分的な水疱瘡を起こします。 みずぼうそう、と言っても出始めは湿疹のような症状で「あれ、虫刺されかな?」という感じです。 次第にムズムズしてきたり、
ぴりぴりした痛みが起きてきます。痛みが起きてくる頃になると、水疱ができてきますがいわゆる普通の(やけどのときのような)水疱とは少し違った特殊な水疱です。 そしてその後、水疱がかさぶたのようになって治っていきます。
上記ヘルペス属のウィルスに共通して、ツアンクテストにて陽性の所見が見られます。
ツアンクテストとは、水疱ができている部位の皮膚を綿棒でこすって、プレパラートに塗りつけ、ギムザ染色をして顕微鏡で見ると“ウィルス性巨細胞”が見られるという検査。 特に初期の、湿疹のような時期に判断するにはとても役立ちます。
単純ヘルペスも含め、上記のヘルペス属については抗ウィルス薬(内服薬)が有効で、なるべく早い時期に内服を開始した方が良いとされています。特に帯状疱疹では、治療開始が早いほうが、神経痛も軽く済む傾向があります。
|
|
|
|
 |
|